身体的反応と感情的パターンの連鎖による

一時的に経験する悲嘆，恐怖，怒り等の感情は

しばし一定の身体的態度となってあらわれます.

感情的表現が繰り返されているうちに，

やがて「習慣パターン」が形成され，

筋肉の癖が固定してくるのです.

どこかの筋肉が縮んで厚くなったり，

そのまわりの結合組織も硬化し動きが

鈍くなったりして，その人の身体的態度は

不動のものとなることがあります.

いつしか無意識のうちに

反射的な身体的反応パターンと

感情的パターンの連鎖が

起こるようになってきます.